イラスト制作のご依頼をお受けする場合、まずはラフ画をご確認いただくことになります。
しかしラフ画といっても、どの程度ラフなのかはイラストレーターによって大分差があるようです。
鉛筆でざっくりと描かれたものもあれば、
遠目では完成品と大差ないものもあります。
ご依頼の際、不安に思われる方もいらっしゃるかと思ったため、
ラフから完成までイラストがどのように出来上がっていくのか、
私の場合の制作例をこちらでお見せします。
※実際の案件で制作したものではなく、自主制作時のイラストを掲載しています。
ラフ画制作時のポイント
ラフ画を制作する際、私は以下の点に気を付けています。
・ご依頼者様が、完成品をイメージしやすいこと
→必要に応じて簡単に着色してご提案します。
・修正に対応しやすいデータを制作すること。
実際のイラスト例|ラフ画
手描きタッチのラフ画
私はデジタルで手描きタッチのラフ画を作成しています。
モノクロかカラーかは案件により異なりますが、
色による印象が重要な場合や、スケジュールがタイトな場合、
最初のラフ画から簡単に着色することが多いです。
ベクターイラストによるラフ画(例外)
一方で初回のラフ画のみ、ベクターイラスト(illustrator)で制作することもあります。
具体的モチーフのご提案から始まる場合や、
風景・建物・機械等がモチーフの場合や、
(複数の要素を組み合わせる)複雑なイラストの場合など、
illustratorを使用した方が修正への対応が容易なためです。
その場合、初回ラフ画で方向性や具体的なモチーフを定め、
次の段階で、完成品に近い手描きタッチ版のラフをご確認いただいています。
実際のイラスト例|ラフ確定後~完成までのメイキング動画
ラフの打ち合わせ完了後は、完成品の制作にとりかかります。
ラフ画をもとに、一から丁寧に描いていきます。
実際のイラスト例|完成品
こうして完成したイラストがこちらです。
カテゴリ別 制作例
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