「初めてイラストレーターにイラスト制作を依頼する」
「でも、依頼する時にどこまで情報を伝えたらよいのか分からない」
「スムーズにやり取りをするにはどうすれば?」
「細かく指示した方がいい?
あるいは、ざっくりと依頼した方がスムーズ?」
イラスト制作のご依頼を検討中の方には、
こういったお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、
要点が分かれば、スムーズなやり取りがしやすくなります。
この記事では、イラストレーターに伝えるべき情報を一覧にまとめてみました。
メール送信用の文例もありますのでご利用ください。
イラストレーターが打診メールを受け取った際に「知りたい」と思っている情報ですので、
スムーズにイラスト依頼のやり取りをされたい方は、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
イラストレーターへの依頼文例&伝える項目
以下の枠内の項目を、
そのままコピー&ペーストしてご利用いただいても構いません。
未定の項目は「未定」「予定」と記入したり、
「詳細は正式にご依頼確定後にご説明します」などと記入されるとよいかと思います。
現時点で分かることはできるだけ書いていただけると、
この後のやり取りがスムーズになります。
この後、項目別に一部補足解説します。
- 件名の例:イラスト制作のご相談
- 初めてご連絡いたします。or お世話になります。
●●株式会社●●部の●●と申します。
この度●●様にイラスト制作についてご相談したく、
ご連絡いたしました。
以下のお仕事をお受けいただくことは可能でしょうか。
ご検討のほどよろしくお願いします。
- 【内容】
■ 依頼内容
■ 使用用途
■ 掲載媒体 - 【スケジュール・納期】
- 【仕様】
■ 点数
■ 納品形式(jpg、png他)
■ 掲載サイズ 縦×横 - 【予算】
- 【使用条件】
■ 同一媒体内での流用の有無
■ 他媒体での流用の有無
■ 使用期間または発行年月日
■ 使用地域や発行部数
■ 競合他社での仕事を禁じるかどうか - 【連絡先】
■ 名前
■ 会社名・団体名・屋号など
■ URL
■ 住所
■ 電話番号
補足説明
スケジュール・納期
「2週間」「1カ月」などでも構いませんが、
もし詳細が決まっている場合は、以下のように具体的に伝えると安心です。
「打ち合わせ:●月●週
ラフ:●月●週
完成品:●月●日」
使用条件
最初の打診メールではここまで書かれない方もいらっしゃいますが、
後々確認が必要となる項目です。
イラストレーターがご依頼をお引き受けできるかどうかの、判断材料となります。
未定の場合も「未定」と書いておくか、
「※予定」と書いたうえでざっくり記入するなどしておくことで、
後々のトラブルを防ぐことにもなります。
おすすめ書籍
より詳しくイラストの依頼方法について知りたい方は、以下の本が大変おすすめです。
イラストレーターとのやり取りが、よりスムーズになると思います。
イラストや図解が豊富で、楽しく読みやすい本です。
実際の事例も載っているので、
どのような時にイラストを活用すると効果的かも参考になります。
まとめ
伝える項目がたくさんあり、不安になられた方もいらっしゃるかもしれませんが、
打診時にこれだけの情報を伝えれば、
あとは希望するタッチや雰囲気など、具体的な制作の打ち合わせに集中できると思います。
イラストの制作ご依頼時に参考にしていただければ幸いです。
なお、依頼から納品までの流れについては、以下のページをご覧ください。
私の場合の、ご依頼受付時の流れを記載しております。
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